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平成30年12月9日に大人の休日倶楽部パスの4日目にいった。

東京駅から総武線で千葉みなとまで、そして下車。次にはモノレールで桜木までゆく。最後は徒歩で15分位歩き加曽利貝塚博物館につく。

ついて驚くのは東京ドーム約3個分の約13.4haの貝塚は、どんぐりの木で囲まれ、広大な敷地にあり、国の史跡に指定されている。博物館では縄文土器や石器などをつかい、日本全国で屈指の貝塚を有している、東京湾周辺の貝塚の多さにまず驚く。そして、この地域に住んでいた縄文時代の人々の生活がわかりやすいように、展示している。

加曽利貝塚から発掘されたものは未だ8%という、貴重な出土品を見ることが出来る。そしてなんと、入館は無料と充実していて、年間約7万人(三内丸山年間約30万人)が訪れるという。 ガイドツアーのボランティアは60人(内ハイパーボランティアは25人程度、今回お世話になった人、中村豊さん、田口稔さん)を超え、4月や5月が子どもたちの見学でピークになり、夏も家族連れで賑わうという。ガイドツアーのほか、火おこしなどの縄文体験、楽しくてためになるイベントもやっている。

縄文式土器を中心に、石や骨などで作られた道具や貝輪などもあり、内容は充実している。そして、縄文の文様は全国屈指の種類を要しており、デザインの豊富さに興味をひかれた。そして、土器は発掘場所と形の違いから「B式」と「E式」があり、千葉市のキャラクター「かそりーぬ」が被っているのは「E式」で、土器を陳列していた、中央部にあるものが最高峰である。首飾りは「イボキサゴ」という貝塚で一番数の多い貝で、貝の中での占有率は約90%なそうな。

この博物館の最大の特徴は、92%の未発掘である博物館ということが挙げられる。次には、広大な敷地に植えられた縄文時代を模した、どんぐり(南方のそのまま食べられるマテバシイを含む)などの木々の多くのが50年を超えていること。最後には、住居住まいの上に貝塚があり、それが北エリアの円形に千年かけて形作られていること。それが南エリアにも次の千年に引き継がれ、もうすぐ無限大の形になるところで、途切れている(投稿写真のベージュ部分∞)。この無限大の形が作られていたら、平和な縄文時代が永遠に続いていただろうことを思い描くと、残念でたまらない。

加曽利には50人ほどが10の住居に住んでいたようで、青森の三内丸山遺跡は500人というから規模は1/10と小さいが、関東近辺の貝塚の多さからして、関東の縄文人は相当な数にのぼっていたに違いない。