大久保窯 栗原市金成 村上世一氏 北の土を焼く!

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縄文を辿る傍ら、妻が陶芸鑑賞が好きなことから、先月、個人窯を宮城県に最初に築いた戦後東北陶芸のパイオニア、栗駒市金成町の村上与一さんの窯を訪ねた。この写真はお土産に購入したものである。北の土と格闘し続けて31年、陶芸として使えない土でも、違う土を組み合わせることにより、息を吹き返し歓喜の色を生み出す。粗い土は例えば木綿、白い細かい土は絹、そんな優しい配慮があれば北の土は生かされるという。思わず豆腐を思い出してしまった自分がいた。お話を伺ったご自宅は、気仙大工の今や得難い技術を後世に残そうとの、3階まで見事な木組みの吹き抜けが貫くご自身のオリジナル設計の建物。大柱はケヤキなそうだが、それ以外は、天然の栗の木を用いており豪壮な建物。購入した陶器は正に先生のご自慢である、赤は生命の色、白は雪の東北の色として、器の絵に表現されている。先生は小学6年のときから大人に備長炭を売っていたという天賦の才の持ち主であったのだ。

確か、娘さんもお二人とも東大出とのことで陶器の赤(ピンク)にも娘さんを思う心が投影されているようである。

 

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